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生命保険の節約 



生命保険の基礎


 住居費と並ぶ人生の中の大きな支出として、生命保険があります。

 仮に、20〜60歳まで、月額3万円の保険料を払い続けると、総額1,500万円の支出です。
 
 これらの保険料は、ほんとうに必要なのでしょうか?
 このことを考え、保険について勉強し、私が、実践したことを紹介します。

 そのためには、まず、保険の基礎を理解する必要があります。

 生命保険には、大きく、次の3種類があります。
 
 もっとたくさんあるのでは?と思うかもしれませんが、基本的には、この3つの組合せ又は変形なのです。


保険の種類 保険の内容
定期保険
@一定の保険期間内に死亡したときのみ死亡保険金が支払われる。
A途中解約、保険期間後には、支払った保険料は戻ってこない

B終身保険・養老保険と比較して、保険料が安い。

終身保険
@一生涯、死亡した時に、死亡保険料が支払われる。
A保険期間内及び保険期間後に解約しても、
  支払った保険料の一部・全額・全額+利子(期間による)が戻ってくる

B定期保険と比較して、保険料が高い

養老保険
@一定の保険期間内に死亡した場合は死亡保険金が受け取れる。
  死亡せずに満期を迎えれば同額の満期保険金が受け取れる。

A定期保険・終身保険と比較して、保険料が高い。



生命保険を選ぶ考え方 その1 (保証内容を決めよう!)


 各保険会社に進められて加入した保険は、上記の保険を組み合わせたもの又は変形になっているはずです。

 この中で、保険を選ぶ際、次のようなライフプランを考えることがポイントだと思います。
  @保険金がいつ・誰のためにどの程度必要か?
  A貯金も兼ねたものにするか?
 
 例えば、独身者の場合、次のように、2つの考え方もあるでしょう。
  @親に迷惑をかけないようにするため、葬儀費用100万円の終身保険のみ加入。
  A同じ保証金額の場合、加入年齢が上がるほど月額支払料が増えるため、
    ・初めから、老後の貯蓄も兼ね備えた1,000万円の終身保険に加入。
    ・そして、家族ができたら、子供が成人するまで安い定期保険に加入。

 このように、保険は、保険の仕組みを理解し、自分のライフプランにあった、必要な保険のみに入ることが、無駄な出費を押さえることにつながるのです。 

 自分のライフプランとしては、まず、人生の中での主なイベントについて、どの程度の費用がかかるか把握することが必要です。

 人生の主なイベントとしては、出産・就学・老後・介護・葬式・相続などがあげられます。

 それぞれの状況に応じて、もし、自分が亡くなってしまったら、残された人達に、その後のイベントも踏まえ、
  @どの程度のお金を残せば良いのか?
  Aまた、その費用は、保険で対応するか、それとも貯蓄で対応するか?
 を考えておく必要があります。

 人生の主なイベントの費用は、以下のサイトで確認できます。
 
 まず、保証内容を決めることが、保険を選択する第1歩になるでしょう。

サイト 運営会社 サービス内容
保険スクエア バン!

株式会社ウェブクルー
必要補償額のところで、人生のイベント毎の主な費用が確認できます。


生命保険を選ぶ考え方 その2(私の場合)


 さて、参考として、私が、上記のことを勉強し、保険の見直しを行った時の考え方を紹介します。

 それぞれの立場・状況・考え方により、ライフスタイルも異なるため、あくまで参考になればということで、お話します。

 私は、新入社員の時、保険会社の人に、「皆さん、これと同じ商品に入っていますよ」と言われ、深く考えずに、保険に入りました。
 
 私が最初に加入した保険は、100万円の終身保険3,000万円の定期保険です。
 (月額支払料:14,000円)

 しかし、
  ・独身時に、3,000万円の保証がいるのでしょうか?(誰のため??)。
  ・3,000万円の定期保険は、掛け捨てのため、保証期間が過ぎても、一切お金が戻ってきません。。。

 そこで、節約を意識し、保険の勉強をした結果、
  @老後の貯蓄(お金がなかったら、解約する)
  A結婚後に必要な上乗せ分(例えば、妻のために3,000万必要なら2,000万足せば良い)を低くできるため、 1,000万円の終身保険に入りなおしました。
  (月額支払料:14,000円。以前と同じ) 


 お得度!(僕の場合です^^)

 例えば、60歳になったとき、お金が必要になり、保険を解約すると、
 ・当初:100万円の終身保険+3,000万円の定期保険(50歳まで)の場合
  →解約返戻金:約50万円(終身保険分)
 ・変更:1,000万円の終身保険
  →解約返戻金:約500万円(終身保険分)
 月額の支払料は、当初と変更後で変わらないため、500万−50万=450万円お得!!
 
 ※解約返戻金は、保険会社により異なるため、あくまで参考です。
   また、保証については、2,100万円減っています。
    
  以上から、これで、お得とするかは、考え方によると思いますが^^;;
 要するに、自分で、必要だと思うものに、必要なだけ支払うことが、損をしてないといえるのではないでしょうか?


 今入ってるのを途中でやめると、損するのでは?と思うかもしれませんが、上記のお得度を見れば、どっちが得でしょうか??

 ただし、1,000万円では、途中で、家族ができた際に、定期保険を足すなど、月額の支払料が増えることもありますが、それは、考え方だと思います。
 保険の場合は、自分として、必要だと考えるものに、必要なだけ払うというのが、良いと思います。
 
 保険料は、年齢が上がる毎に増えていくので、見直しは、早ければ早い程、良いでしょう。

 生命保険は、初めに述べたとおり、莫大な費用を払うことになるのですから。。。


保険会社の選び方


  さて、自分のライフプランを決めて、保険内容を決定した場合、次は保険会社を選定する必要があります。

 私は、保険会社の選定にあたっては、次の点が重要だと考えています。
   1)保険の支払い金額(各会社によって、保証金額・保険の組合せが異なります)。
    ※このサイトの主目的です!!
   2)保険会社の倒産リスク(安い会社でも、倒産してしまっては。。。)

 以下のサイトでは、
   1)保険内容に応じて各会社の保険資料請求
   2)各会社の格付け(財務力・支払い能力)が検索可能
 です。
  (ネット上には、ほんとに便利なサイトがあるものです^^)

サイト 運営会社 サービス内容
保険スクエア バン!

株式会社ウェブクルー
保険関連の情報システム提供会社の無料生命保険資料請求(13社)のサイトです。

 私も、活用してみましたが、上記のサイトは、保険会社が運営しているのではなく、保険関連情報を提供している会社であるため、利用しても保険会社からの勧誘等はなく、資料がメーリングリストで送られてくるだけでした。
 

 
各会社の資料と、ご自分の月額支払料・保険内容を比べて、まずは、勉強してみると良いと思います。

 
なお、保険料について、気をつけて頂きたいのは、支払い方法です。
 特に、終身保険は、@定期払いA終身払いがあることです。

 定期払いは、一定期間のみ支払えば、その期間後は、保険料を支払わなくても、保証があります。
 終身払いは、一生涯保険料を支払います。そのため、月々の保険料は、定期払いに比べて、かなり安いです。ただし、年金暮らしの老後も、保険料を払い続けられるのか?という問題があります。

 以上から、生命保険は、自分のライフプランにあった商品について、倒産リスクの少ない会社で、契約することが良いのではと考えます。

 なお、保険会社の変更に当たっては、次の会社と契約を結んだ後に、前の会社との契約を解約する必要があります。なぜなら、新しい保険には、審査で通らないと、契約できないからです。


最後は、専門家に相談


 さて、以上で、だいたい、生命保険について、1)その基礎がわかり、2)保証内容や、3)保険会社も、概ね決まるでしょう。

 次に、専門家に、自分の疑問点などを聞くと良いと思います。
 
 私の場合ですが、どうも、初めから専門家に聞くと、いいなりの保険に勧められそうだなぁと思っていました。そこで、初めに、上記のことをある程度勉強してから、わからないことについて、専門家に相談しました。

 やはり、最終的には、専門家に、詳細に質問して、決めるのが良いと思います。
 それが、納得につながるでしょう。

 そこで、参考のため、次のようなサイトがありますので、ご紹介します。
 ファイナンシャルプランナーにより、保険の見直し相談が無料で受けられます。
 
 ある特定の保険会社のサイトではないので、保険を勧められたりすることなく、第3者的な立場で相談できます。

サイト 運営会社 サービス内容
FPC

株式会社エフピーシー
ファイナンシャルプランナーにより、保険の見直し相談が無料で受けられます。
保険マンモス!

保険マンモス株式会社
日経新聞掲載『保険マンモス!』プロFPによる高品質の生命保険・無料相談

次頁では、医療保険・自動車保険について、紹介します。


 
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